いよいよ、プレオープンイブ!
プレ前日は、7時から野菜のアク抜きやスイーツ、できる物の仕込みをしながら、全ての食器・グラス、スプーンや箸などを洗浄し、テプラを打ちながらカトラリーに設置。とにかく皿の量が多い。全部をやっていたら日が暮れてしまう。
旦那は、トイレ、浴室、部屋、玄関、外回りをひたすら掃除。パートさんが来たところで、2階から窓拭きをしてもらう。そして、全ての拭き掃除。
パートさん、時間になり女将の旅館のパートに行く。女将も行かなきゃと去る。
去り際、洋室のベッドメイクするよう指示され、旦那が簡単にレクチャー受ける。私は仕込みがあるから、一人でやるように言われたみたいだが、見かねてアシストへ。
まさか、旦那とベッドメイクすることになるとは・・・ウケる。病院では、死ぬ程ベッドメイクしてきたが、ベッドが低い、そしてギャッジアップできない、しかもマットレスが分厚く異常に重い・・・きつい。自分は背も低いし、確実に旦那腰を痛めると見越して、翌日、動けなくなると困るので、私がシーツ交換を一人ですることにする。その間に旦那が枕カバーを交換し、最後二人で包布交換という流れにしたかった・・が、しかし、旦那、お、遅い。遅すぎる。明らかに大変で時間のかかるシーツ交換の方の私が終わってるのにも関わらず、まだ、簡単な枕カバーが終わっていない。何と無駄なタイムロス。うぉい、どないやね〜ん。関西つっこみを何度もいれてしまう。包布についても、角と角をいれて二人でパンッてやりたいのに、角をいれて待ちの状態なのだ。違ーう!再び関西つっこみをいれてしまう。相手のペースに合わせて角をいれて、同時にパーンと広げるこの流れやろー(何故か関西弁な私)旦那、ウケて更にスピードダウン。
7ベッドぐらいやった頃だろうか、私のペースに合うようになってくる。8か9ベッドくらいになるとペースがあってくる。あんたー、随分早くなっとるやないかー(菅原文太さん風)
子供たちに箸袋を折ってもらい、テーブルネームも作成してもらう。やることが一杯でなかなか終わらない。
最後にケーキを焼いて取り敢えず寝ることにする。すでに12時を回ろうとしている。
や、やばい。何のオリエンテーションもしてない、メニューの詳細や流れ、盛り付け、段取りもわからない。防災、POSレジ、流れのオリエンテーション全然やる暇ないしー。
大丈夫ー?私達ー!と山に叫ぶ。物品の準備も仕込みも追いつかず、どうなるの?私達ーーーーーー!
珍道中はつ・づ・く